生理不順は、毎日の生活習慣からきている症状だといわれています。その生活習慣の中で、カラダを作っているともいえる毎日の食生活を見直します。
食生活では、特に動物性食品のとりすぎには注意が必要となります。その理由はどうしてなのでしょうか?
動物性食品を採ると、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌量は大量に増加します。このエストロゲンは増加すると生理痛、生理不順の原因となります。最近の日本人の食生活では、この動物性食品がかなり多くなっているようです。
それでは、どのような食生活がよいのでしょうか。
まず、三食規則正しく食べるようにして、カラダにリズムをつけます。そして、野菜、魚、肉などバランスよい食生活、栄養バランスに富んだ食事をするように心がけるとよいでしょう。
特に生理不順によい食材もあります。血流をよくするビタミンE、体を温めるビタミンB群、ホルモンバランスを整えてくれる大豆製品、生理には必要不可欠といわれているミネラル(主に鉄分)、生理前のイライラにはカルシウムをとり精神を安定させます。これらのものを積極的にとるようにしましょう。
生理不順を解消するためには生理のしくみを知り、
原因を知ることが重要です。
生理不順といわれるのは周期、量の異常ことです。正常の場合、生理は4〜7日間位あり周期は25〜35日位で、常に一定の人もいれば、多少日にちがずれる人もいますが、範囲内であれば大丈夫です。生理不順の多くは、ストレスを受けて自律神経を乱し、ホルモンの分泌に影響が出るために周期が乱れます。また体調が悪い場合もホルモンの分泌に影響がでます。
現代では不規則な生活や偏食、疲労の蓄積によってホルモンバランスが乱れ、生理不順を引き起こしている方が多いようです。生活リズムや生活習慣を変えるのは非常に難しいことですが、長い間ホルモンバランスが乱れているとそれが体質化してしまい改善するには長い時間を要してしまいます。
生理不順は月経周期から判明できます。実はこの月経周期をちゃんと把握していない女性が多いようです。月経周期とは通常、生理が始まってから、次の生理が始まるまでをいうのですが、これを生理が終わってから次の生理が始まるまで、と誤解して数え間違いしている人が多いのです。正常な月経周期は約30日ですが、生理不順の場合はその周期が長くなったり、短くなったりします。だいたい25〜38日(変動6日以内)なら正常といえます。
精神的なものによる痛み
過労やストレスは、激しい生理痛をまねくことがあります。また、“生理は痛いもの”という思いこみが引き金となるケースも。不規則な生活をあらため、精神的にも肉体的にもリラックスすることで、痛みは和らげられます。
病気が引き起こす痛み
子宮筋腫や子宮内膜症などが原因となる場合。子宮筋腫は、出血量が増え、痛みも激しくなります。子宮内膜症も、年々痛みが強くなり、時には鎮痛剤などが効かないこともあります。
出血困難による痛み
若い女性や出産未経験の女性は、子宮頚管が細く、スムーズに出血しない場合があります。内膜を排出するために子宮収縮が続き、痛みはいちだんと増しますがこの症状は病気ではなく、出産を経験することで軽くなるケースもあります。
ホルモン分泌による痛み
内膜を排出するために、子宮収縮ホルモンが分泌されます。分泌量が増えると子宮もその分収縮し、痛みが増します。また、このホルモンは腸の機能を活発にするので、生理が始まると同時に便秘を解消することもあります。
女性の体は、妊娠、出産に対応するように、周期的なリズムがあります。約28日を1サイクルとし、その中でホルモンの分泌によって卵胞が大きくなって排卵し、子宮が受精卵の生育のために準備をします。しかし、受精しなかった場合や受精しても妊娠しなかった場合は、子宮で準備したものが全部出血と共に体外に出てしまいます。これが月経です。女性の体はホルモンの働きによって体温の変化が起こります。